自閉症 2歳児の療育とは

一人ひとりのお子さんの発達の中で特別な傾向にあると分かっていながらもそれを受け止める事ができないと療育に踏み切ることができないのは当然の事でしょう。しかも家族の中でも温度差があり「何か違うかもしれない」と感じている方とそうでない方と双方がいると家族の中で一丸となっての療育になりきれないご家庭もこれまでの経験の中にはありました。

勿論のこと、療育は早ければはない程良いことは間違いありませんし、療育を始める年齢は2歳前から受け入れています。勿論、4歳、5歳から始めるお子さんとは療育の内容がかなり異なります。

例えば5歳ですでにABAを受けていたお子様であれば、先生と向き合いある程度座る時間も含めての2時間となり、私どもペッピーパッチでは言葉のお勉強もしっかりしていく姿勢で臨みます。

しかし、2歳前後で始めるお子様は、まだまだ年齢相応にできることも4歳に比べれば少なく、お勉強というよりは遊びながら好きなことをしながら先生と一緒に課題をこなしていくことに向かう流れを作ります。

2歳前後のお子様の療育に必ず入れる課題に「模倣」があります。模倣には音声模倣と動作模倣があります。音声は聞いた音をそのまま真似をすることです。言葉の療育、教育は早く始める方がいいというのはまさしく正しいと感じていますが、この音声は早い時期に行わないと徐々に厳しくなります。

出したこともない音を発声する事はお子様本人にとっても大変な事であり、教える側にとっても難しい課題です。それでも発声できる音を増やしていくとは必ず行わねば奈良に事です。

もう一つの動作模倣は見た行動をそのまま真似することです。行動を真似することは大人になっても何か新しいことを学習する際に必要不可欠なスキルです。私たちが何か習い事をしても始めにすることはこの模倣です。「笑う」と言う行動も赤ちゃんの時に模倣力を通して身につけていっていると言われています。

療育を始めるタイミングは決断することが最も難しいことだと思います。またお子様に療育の形を見つけていくのも時間かかることもあります。成長の段階において必要な療育が変わることもあります。発達障害があろうとなかろうと教育というのは試行錯誤と地道な努力の上に成り立つものなのです。