応用行動分析の技法とは

応用行動分析(ABA)で言葉を教える第一ステップとなる課題は要求言語を教えるこ
です。
要求言語とは自分が欲しい物や状況を手に入れるために他者に伝えるための言葉です。

そのために、言葉がまだ出ていない、発語が適切に使われていないときにまず最初に
取り組むプログラムとなります。

ABAのセラピーではこの要求言語を、お子さんのモチベーションにいかに働きかけて
言葉を引き出すかが学習のキーとなります。

なぜなら、要求言語はモチベーションと直結しているからです。
チョコが欲しいときに「チョコ」と言えばチョコがもらえる。といったことが出来る
ようになれば、その言語を発した途端、欲しいものが自分に与えられるということを
覚えさせるということです。

このモチベーションと直結した要求言語を皮切りに言葉を使うこと威力や音を発する
ことが力を持つこと、適切な音を出すことで自分の世界にコントロールが持てるとい
う世界に引き込みます。

初めは先生が言う「チョコ」を真似でも良いので「チョコ」と言わせることでチョコ
を手にするのでも構いません。

とにかく最初は「音を出すこと」→「いいこと起こる」ことで構いません。

しかし、それを気づくとあらゆる場面で言葉を真似するようになることも多くのケース
で見られます。

人が「何かをしたい」「欲しい」という気持ちの強さは、その人自身を変えてしまうのです。

発達障害とは関係なく「思えば叶う」とはよく言われる事です。

思うことで行動が変わるのはモチベーションが形成されることにつながるわけで、新し
い行動が目標へとベクトルの向きが変わるので他者からの反応が変わるということです。
それが好ましければ好ましいほど、その行動は継続されその人の生活の一部となるわけで、
人格形成につながっていく事になります。

応用行動分析は特別なものでも複雑なものでもありません。人間も含めた動物が変わ
っていく、学習をしていく理論なのです。行動分析学の父スキナーに感謝感謝です。

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